2022.03.02
メガネの緑青について
メガネを使用していると、いつの間にか現れる緑色の錆。これは「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる現象です。
緑青とは、銅や銅合金が酸化することで生成される錆のことです。
銅は酸素や二酸化炭素、水分・塩分などと反応することで、青緑色の銅塩を生成し、これが緑青と呼ばれます。
分かりやすいところでご説明いたしますと、日本の鎌倉大仏やアメリカの自由の女神像などが緑青に全体を覆われております。写真は省きますが、どちらも青緑色ですよね。
昭和後期まで「緑青は猛毒である」と考えられておりましたが、現在では毒性はないということが科学的に証明されました。
メガネフレームは丁番やネジなどのパーツに銅の混ざった合金が使用されているため、個体差や個人差はありますが、使用していくにつれ汗や皮脂、化粧品汚れなどが蓄積し、どうしても緑青が発生してしまいます。
※赤丸で囲ったところが緑青の発生した部分です。
緑青が出にくくするためにはメガネのお手入れが必要不可欠。
毎晩寝る前にはメガネを水洗いし、水気をとり、清潔なメガネ拭きで拭き上げる。これだけで緑青はグンと発生しにくくなります。
それでも、毎日そんなことするのは面倒…という方もいらっしゃると思います。
そんな時は是非当店へご来店ください。
GALA EYEWEAR 新潟伊勢丹店ではメガネのクリーニング及びご調整をいつでも承っております。
お気に入りのメガネをいつでも清潔快適に。
お困りの事があればお気軽にご相談ください。